この記事では、私の高校時代の経験をもとに、残念な勉強法を紹介します。
ちなみに、高校時代の私は
「推薦で大学に挑戦してダメだったらもう一回受験できるようにしていこう!」
というスタンスでやっていました。
偏差値60ぐらいの自称進学校の教育方針に惑わされながら
先生の言うことをきちんと聞いてしまう性格
これが合わさってできた残念な勉強方法です。
- 「高校の定期テストなんて勉強しなくていいよ」(某生徒)
- 学校の宿題や授業、テストをきちんとしないと大学受験に受からないよ!(某教師)
このような矛盾する言葉を聞きながら、私は高校の成績を取るために奮闘していました。
受験の本質を知っている人や高学歴の人にはコメディのように感じるかもしれません。
そういう方々はファンタンジーの世界だと思って楽しんでください。
それでは、私の高校時代の定期テスト勉強法について説明していきます。
英語
英語表現
英語表現とは、主に英文法や英作文を扱う授業です。
英語表現の定期テストでいい点をとろうとすると、「私は」英文を丸暗記するしかありませんでした。
優秀な方々はそんなことをしなくても取れるのかもしれませんが、「私は」無理だなと…。
ということで、いつも通り丸暗記をしていくわけです。
例文が出てきたら日本語→英語にできるように、英作文は答えを同様にテストしていく、
英単語は例文の音声を流して頭に流れるまでやり続ける。
(この努力を受験勉強でやっていたらどうなっていたんでしょうね。)
こんな感じです。
コミュニケーション英語
コミュニケーション英語は覚える量が一番多いと思います。
本当に何度も言いますが、「私にとっては」です。
授業で使った授業プリントの訳(日本語)→英語にかけるように負荷をかけ、
CDもさんざん聞きます。リスニングにも出てくるので気が抜けませんでした。
(こういう田舎者もいるんですよ。情報がないとこうなりますからね。)
英単語は英語表現と同じように例文も含め覚えます。この時は、一語一訳で覚えていきました。
例文は自力で書けるようになるまでやり続ける必要があります。
残りのドリルはほぼ手を付けてないですね。
コミュニケーション英語は、他の人がどれだけやっているのか見てみたい科目No1です。
周りでよく「捨て科目」「ノー勉」の科目と言っていらっしゃいましたからねヽ(`Д´)ノプンプン
リスニング
リスニングは、「コミュニケーション英語」と「英語表現」のテスト範囲を丸暗記していれば、
「音を聞かなくても」点数が9割程度とれます。
追加でやるのは週課題のリスニングの部分だけ、
ここはさらっと答えと文章を見ておきましょう。
国語
現代文
現代文は謎です。漢字だけはやっていましたが、授業ノートを見るぐらい。
確実にでると言われたところだけはやって、週課題のドリルを見直すだけです。
やってないから一番低い点数でした。
現代文は普段から参考書などの解き方を使いながら、受験対策用の問題を解き続ける方がいいんでしょうね。私は高校生時代に気づけませんでした。
漢文
自称進学校あるあるなんですけど、漢文は半強制的に書き下し・口語訳をノートに書かせられていたのでだいたい漢文の内容は覚えています。
それを利用して、定期テストの2日前ぐらいから
ネットでコピーした書き下し文と口語訳を音読し丸暗記していきます。
授業ノートは先生がどこに注目していたか、正しい文法を把握するために使いますね。
こんな勉強でも定期テストは点数がとれますから、内申点を稼ぎたい人は試してみてください。
受験勉強は別で絶対やること! これは受験に使えません。
古文
古文も漢文と同様、2日前から音読をして、口語訳を覚えていきます。
夏ごろにやる助動詞は完璧に覚えていたので、それも得点源でしたね。
※古文単語はもう少し前からやっていました。
みんなまともにやらないので、定期テストだけは、定期テストだけは、
偏差値が周りに驚かれるぐらい高かったです。
高校2年生になってくると、「ああ、ここは手を抜くべきなんだな~。」と偏差値で想像するように
加えて、定期テストだけ点数がいいとバカにされるんですよね…。
「バカにするなら改善策を提示しろ!」と心の中で訴えていました。
(実際に言ったかもしれないですけど)
皆さんがバカにされても、私は皆さんの味方ですから、ブログを見てもっとひどい人もいたんだと踏み台に使ってください。
社会
地理
覚えるまでやります。一番嫌いな科目です。
輸入・輸出の順位や量を何となく覚えて、わからない国は地図帳でチェック
チェックしたところはピンクで線をひいたり、名前ペンで資源の名前を書いたりしました。
覚えることが少ないと言われている理由がわかりませんでした。
自分にとって覚えにくいし(グラフや地図覚えられます?)
もう嫌と叫んでました。
理科
化学
化学は、授業プリントをオレンジ・赤で書き込んでいるのでそれを覚えていきます。
そして、化学セミナーを覚えるまで解いて終わり。
化学は一番の得意科目で、人より解ける実感がありました。
どの科目もやっている方法は一緒なんですけどね。
物理
物理も同じようにテスト範囲の問題を解きます。
物理はなぜか、数学や化学と違って知識が抜けやすかったです。
嫌いだったからでしょうか….。
数学
数学Ⅰ or Ⅱ・A or B
だいたい教科書の問と練習問題や章末問題を全部解き方全部丸暗記すれば点数が取れます。
解説書なし問題集はわからない問題が出たときのダメージが多いので「やりません」
教科書の問題を何も見ずに解けるまで繰り返します。
数学α(アルファ)
こちらは数αという変わった科目、主に宿題になったチャートの問題がでます。
チャートの問題が印刷された余白の多いプリントに、答えの導き出し方を理解しながらうつします。
そして、プリントがボロボロになり、自分で全部かけるようになるまでやり続けます。
最後に…
定期テストもしっかりとる方がいいに越したことはないです。
でも、本当にいらなかったなと感じる勉強が多かったと思います。
(特に、コミュニケーション英語の教科書丸暗記などなど)
大学受験を目指す高校生にとって、定期テストの私の勉強は正解とは言えません。
ただし、目標に向かって点数を取るために勉強するという意味では無駄ではなかったと思います。
無駄の中にも学力につながった部分もありますからね。
※だいたい高校3年生4月時点でセンターマーク模試が合計578点ありました。
だから、高校生になったら外からの情報を得るために「塾に通う」という選択も視野に入れる方がいいです。大学受験は田舎者には厳しい「情報戦」と言われていますから、身近に大学受験に詳しい人がいなければ通った方がいいでしょう。
同じ勉強をしても、そちらの方が効率よく成績UPにつながるのは言うまでもありません。
中学生までは独学でもOK、高校生からは情報源として塾を活用するのがおすすめです。
以上、高校生時代【定期テスト編】でした。
参考にしてくれたらうれしいです。