皆さんは摂食障害という病気をご存じでしょうか。
摂食障害とは、食事が普通に食べられなくなる病気のことで、次のように説明されています。
食事の量や食べ方など、食事に関連した行動の異常が続き、体重や体型のとらえ方などを中心に、心と体の両方に影響が及ぶ病気をまとめて摂食障害と呼びます。
引用元:摂食障害「こころの情報サイト」
私は、中学生から現在にいたるまで摂食障害の症状に悩まされています。
中学生、高校生、大学生、社会人とそのライフステージが変化するごとに摂食障害の症状も移り変わっていきました。
中学生の時は、「拒食症」に近い状態で体重がガクッと落ちて35kgになりました。そこから40kgに増え、高校生になります。
高校生になると、今までのストッパーが取れたように食事をとるようになり、一気に13kg増加、53kgになりました。高校生のこの時期は、満腹感を感じることができず、「拒食症」の反動で「過食症(過食性障害)」に移ってしまったのかなと思っていました。
受験も終わり大学生になりましたが、特に食事の状況は変わりません。大学進学を期に体重を戻すためのダイエットをしますが、長く続かず、リバウンドと過食を繰り返します。MAX 60kgになった時は「さすがにやばい」と感じ過食嘔吐をするようになってしまいます。過食嘔吐もしていたので一般的にいう「過食症」だったのでしょう。「過食症」になり嘔吐をできるときはしていましたが、体重は全く減りませんでした。嘔吐もしんどかったので、嘔吐はやめて、どうせやっても無駄だろうとダイエットも一緒にやめました。
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結局、ダイエットをするしない関係なく、53kgに体重は落ち着きました。
こんな感じで体重の変化とともに、私が予想していた病状を簡単に説明しましたが、この間、摂食障害を治したり、普通に食べられるようになるために色々工夫していたので、それをブログで紹介していこうと思います。
今回は、ライフステージの中学生で経験した「拒食症」について、次の内容に焦点をあてていきます。
あとは、さっき出てきた「拒食症」「過食性障害」「過食症」については、別の記事でまとめているのでよかったら見てください。
それでは、中学生時代の「拒食症」についてクローズアップしていきます。
私の「拒食症」はどんな状態だったのか?
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中学生の頃の「拒食症」はどんな状態だったのかというと、
身長は145cm、体重は35kgでした。
「拒食症」としてはそこまで痩せすぎていなかったのかもしれませんが、
これが重なり病院送りになりました。
病院の診断では「拒食症」と一切言われていません。
言った病院も小児科ばかりだったので、診断に至らなかったと思います。
体調が悪くて小児科にいったら「徐脈だね」と言われて大きい病院にGo、
大きい病院も小児科で診断がなく、その後は治療に納得できず色々な病院を転々としています。
た目のイメージとしては「男の子に間違えられるような体型でガリガリ」でしたね。
身長は今でも四捨五入して147cmぐらいしかなく、
この時期の「拒食症」が身長などなどいろいろな面で影響しています。
しもやけは、0~‐1℃ぐらいで凍傷になり、親指が大変なことになってました。
体力も落ちてた気がしますが、「拒食症」特有のハイテンションで結構元気でした。
「拒食症」になった原因は何?
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「拒食症」になった原因は、次のことが考えられると思います。
- 周りとの環境があわずいじめにあう
- 部活がきつすぎてやめたいストレス
- 小学生の頃から「デブ」と悪口を言われる
基本的にストレスフルな環境が食事に影響していた気がします。
中学校では勉強をするものだと思っていたので、中学校では浮いていました。
それがいじめにつながり、あぶない日々を送っていました。
小学生の時に「デブ」と言われた経験もあったことと
部活での劣等感が合わさって「拒食症」になりました。
最初は軽いダイエットでしたが、次第に胃もたれと胸やけが多くなり
3日間まともに食べないことも…。
原因としては、中学校のストレスと過去の要因が大きいです。
「拒食症」の時期の食事量は?
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中学生の「拒食症」になっていた頃の食事量はこんな感じです。
昼の給食で人より多めに食べて、朝はちょっと、夜はぬくという生活をしていました。
「拒食症」の頃は、怖くて次のものが食べれませんでした。
ただし、給食で出た時は普通に全部食べていました。
給食はしっかり食べていたので、先生たちにもばれにくかったんだと思います。
顔色が悪くなって体調が悪くなってきた頃はばれましたが…
お菓子もほとんど食べていません。
間食は絶対とらないようにしていました。
このような食事を続けていたんですが、胃もたれや胸やけで食べれない日が続いたりして、
さすがに周りから口を出されるようになりました。
家庭環境も食事のせいで悪くなりました。
食事ごときでここまで家庭環境が悪くなるとは、
食事が家庭をつないでいると言っても過言ではありません。
病院での診断と治療は?
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病院では、最初色々検査をしています。
胃もたれもあったので胃カメラを飲んだこともあります。
ただ、器質的な疾患はなく、それからは食事の状況を伝えるだけの通院です。
出ていた薬は、大量の胃薬だけ。
治療は特になく、体重と身長を毎回はかるだけで、診断名を聞いたことはありません。
検査入院もしましたが何をされたかよくわかりませんでした。
この時期に、精神科をはじめに受診していれば治療が進んでいたのかなと思うと、
後悔しかないですね。皆さんが病院に行くときは、有名な病院に行った方がいいでしょう。
私みたいに「もしかしたら何か病気があるのかも」と勘違いされている場合は別ですが。
まとめ
これが、中学生の「拒食症」の状態です。
今、拒食で悩んでいる方が同じような症状であれば参考になると思います。
摂食障害は千差万別、人によって出てくる症状に違いがあると思うので、
不安に思ったら早めに病院に行くのがおススメです。
これから、摂食障害に関する情報や経験談をブログにしていくのでよろしくお願いいたします。
以上、ご精読ありがとうございました。
(逆に減っていった)